「新規取引先」と「与信調査」の関係性

企業がより成長するには、取引先の拡大が欠かせません。その際に重要になるのが、与信調査です。新規取引先は、果たして信用できる企業なのか、経営状態や業務内容は問題ないか。 契約を結ぶ前に、支払い能力や反社会的勢力との関係の有無などを調査するようにしましょう。

このような与信調査を怠ると、「請求額が支払われない」「アイディアを盗まれた」「取引先と連絡がとれない」「倒産していた」といったトラブルに巻き込まれる恐れがあります。与信調査により企業の実態を知ることで、自社をトラブルから守りましょう。

特にインターネットで販路を拡大する場合は、相手の信用力が可視化しにくいため、契約締結前に与信調査を行い、取引先として問題ないかを慎重に判断することが求められます。

与信調査のメリット

与信調査を行うことで、新規取引先とどのくらいの額まで取引できるかが判別できます。
それにより、「売掛債権が全額回収できない」「売掛債権が損失となり、会社経営の危機」といった事態を防ぐことにも繋がるのです。

与信調査を行うメリットは、新規取引先だけではありません。リース契約で製品を販売する場合も重要になってきます。場合によって10年という長期契約が求められるリース契約においては、長期間の支払い能力を見極める必要があるのです。

さらに与信調査は一度行えば、それで終了というわけではありません。取引が継続している間は、取引における売掛債権や手形の残高を調整していくことが必要です。経営が安定している企業なら与信枠を大きくする、経営が危ない企業なら与信枠を小さくする、といった対応をすることが大切です。
このように新規取引先には与信調査を、既存取引先では与信管理が欠かせません。

新規取引先に対し【与信調査を行う際のポイント】

営業担当者が、営業をかける前に与信調査を行うことは少ないでしょう。多くが契約段階になってから与信調査を行うと考えられますが、業種によっては契約不可となるケースも少なくありません。これでは営業担当者は、多くの時間をムダに費やしただけで終わってしまいます。企業にとっても大きな損失と言えますよね。

こうしたケースを減らすポイントは、さまざまな面からアプローチして与信調査をすることです。例えば、現時点で他の会社とリース契約をしているか否かを把握するのも一つです。
もしリース契約をしているようであれば、その会社との取引実績の情報を得るようにしましょう。
また、新規取引先のメインバンクに系列のリース会社があれば、与信が通る可能性が多少は上がると考えられます。

一度与信調査を行って諦めるのではなく、さまざまな面からアプローチをかけることが大切です。

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