【与信管理サービス紹介②】tsr-van2編

与信とは企業としての信用を供与することであり、信用取引における与信管理は企業経営の欠かせないリスクマネジメントです。 企業の信頼性を図るためには情報収集が必須ですが、個別に情報を入手するのでは人件費のコストがリスクマネジメントによるメリットを上回る恐れがあります。そうした時に便利なのが「与信管理サービス」です。 「tsr‐van2」は与信管理サービスのひとつで、東京商工リサーチが提供しています。 tsr-van2は国内や海外の企業情報を、インターネットを通じて取得できる会員サービスです。

東京商工リサーチ「tsr‐van2」の特徴

1.企業情報
企業紹介画面で手軽に企業を検索できます。商号、代表者名、代表電話番号などから目的の企業を検索できるので、対象を間違う心配は少ないでしょう。「tsr‐van2」では基本的な企業情報から財務情報、最大6期分の決算情報や概況が盛り込まれ、与信状態の変動はトップに表示されます。

企業の倒産した状況を調べるならば、倒産情報の項目で倒産発生時の代表者氏名、企業名で検索できます。 設立して間もない企業の場合は企業ダイジェストとして、ごく基本的な情報のみしか存在しません。ただし、運営者がかつての倒産企業に関わっていた場合は債権者リストで氏名を探せるので、運営にまつわる判断を行う時には多角的に情報を検索することでリスクを減らせるはずです。

2.TSR REPORT
「tsr‐van2」を特徴づけるサービスのひとつにTSR REPORTがあります。
国内企業情報のレポートで、大型取引に備えたリスク管理に特化した内容です。会社設立からの経緯、代表者の経歴、取引先との関係や決済条件、さらには金融機関からの借り入れ状況まで詳細に確認できます。調査対象が海外企業である場合には「D&Bレポート(海外企業情報レポート)」というサービスで情報を取得できます。

3.マーケティング・顧客管理によって条件に合わせた企業を抽出できる
東京商工リサーチ「tsr‐van2」の特徴は、国内外の企業情報データベースの構築によって集積された膨大な情報を基盤としたマーケティング分析、顧客管理機能にあります。マーケティング・顧客管理によって希望する条件に沿った企業情報を抽出できるので、ビジネスチャンスの拡大に繋がるかもしれません。

東京商工リサーチ「tsr‐van2」の利用方法

東京商工リサーチ「tsr‐van2」は申し込み料金は無料で、会員登録後に取得した情報量に応じてチャージされる形式になります。
さらに各種レポートの利用は個別案件として料金が加算され、企業情報の場合1社当たり1,200円、企業ダイジェストは400円、財務情報は200円、貸付対照表と損益計算書、財務比率に関しては対象期間によって800円と1,200円の2種類があります。 この他の情報料についても加算があり、1件100円という安価な情報もありますが、重要かつ情報量の多い国内企業レポートの場合には1社30,000円が必要になります。 また、海外企業の調査になると60,000円というケースもあります。

企業情報とダイジェストの内容は以下の通りです。

■企業情報として参照できるPDF書類内容、項目
・商号、旧商号、所在地等基本情報
・資本金、上場区分、株式コード、従業員数、評点(最新と前回)等株式関連情報
・大株主、役員、取引銀行、販売先等関係各所の情報
・業種、営業種目、扱品、仕入れ先等事業実態にまつわる情報
・6期分の業績、業種内順位(全国、県内)、概況等運営情報
・その他

■企業ダイジェストの情報項目
・商号、所在地、従業員数等基本情報
・資本金、年商、更新年月、業種、扱い品等企業運営実態にまつわる情報
・役員、取引銀行、仕入れ先、販売先等関係各所の情報

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